絆だよりWeb版

絆だより11月号(No.19)

長く私たちを苦しめてきた「コロナウイルス」ですが、10月から緊急事態宣言が一斉に解除となり、飲食や旅行が一気に盛り上がりを見せ、人々も開放的になってきている感じがします。

しかし・・・第6波の到来が2月頃?とも聞かれ、すでに3回目のワクチン接種の時期についての計画も始まっています。

そして間もなく到来する冬に備え、インフルエンザの予防にも「新しい生活様式」ではなく「あたりまえになった生活様式」として対策は欠かせませんね!

続・コロナ後遺症で苦しまないために!

~一人で苦しまずに早期に相談・受診をしましょう~

後遺症は大丈夫ですか?コロナが重症化した人だけではなく、無症状だった人も・・・

以下のような後遺症に・・・

食欲不振、体重減少、頭痛、めまい、吐き気、味覚が戻らない、だるい、手や腕のしびれ、不眠、息苦しい、物忘れ抑うつ気分判断力低下

これらの症状で日常生活に支障があり、学校や仕事に行けない』『何とか家を出ても長く歩けない』『集中して勉強や仕事ができず、中途帰宅する・・・などの報告があります。

我慢せず、思い切って受診しましょう!まだ専門外来は少ないようですが、

  1. かかりつけ医に問い合わせ
  2. かかりつけ医がなければ、近隣の医療機関に問い合わせ
  3. コロナ後遺症外来で検索を

 

新しい生活様式➡当たり前の生活様式に!

「手洗い・うがい・マスクに3密を避ける」は今や日常になりました。まもなくの冬に備え、コロナウイルスに限らず、インフルエンザ流行にもこれら基本的対策は気を緩めず続けることが求められそうです!

  • 目標 ①かからない ②持ち込まない ③広げない
  • 励行 手洗い・うがい・マスクの着用・3密を避ける
  • さらに 栄養バランスの取れた食事・十分な睡眠と休息で、感染しないような体力・抵抗力をつけよう!

コロナフレイル予防の実践

寒くなると外出が減ったり、運動不足が高じて体力・筋力の低下や気分の落ち込みなどが起こりますが、特にこの1年半余りではコロナ下での自粛生活が「フレイル状況」を引き起こしていると言われています

<フレイル予防3つのポイント>

  1. 栄養:たんぱく質を多く摂取(筋肉を作る)
  2. 運動:散歩・ストレッチなど・・・
  3. 社会参加

~編集後記~ 季節がどんどん移り変わり、うっかりすると見落とすくらい山の景色も花木や野菜・果物たちも季節に合わせて咲いたり実ったり変化しています。そこには太陽の光や雨水・風などから適切な時期に適切なケアを受け、そしてまた繁殖には鳥や昆虫からも支援を受け・・・命が繋がっているのですが、その恩恵を私たち人間も被って生きている!当たり前のことですが、ふと意識すると色んな意味で愛おしくもあり有難い事だと、感謝の気持ちになるこの頃です(年のせい?^^)(新田順子)

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